Tuesday 28 January 2014

ビルダーにかかってる建築作業、ニュージーランドのやり方。


建築家は、新しいキッチン、バスルーム、壁をこわしたり全体をアップグレードの為のデザインや意見をくれて、とても参考になります。

メインテナンスは、屋根や窓、壁、基本的に変更がなく専門家の意見が大切です。

でも一番大切なのは、ビルダーです。

ニュージーランドで建築するとき、
ややこしいのは、トレードマンはチームになって働くという事です。

そうでないと、けんかしてしまう場合もあるそうです。

ビルダーが下請け業者をスケジュールするような仕組みになっていてオーナーが仕事を頼む事を余り好まない!という事がわかりました。

会社は一人一人独立しているが、事実上は一つの会社みたいに、
ビルダーといつも使う水道配管工事や、電気屋、屋根やとセットになってお願いするのがこちら風だという事がわかりました。

だから屋根やを頼むと彼と一緒に働けるビルダーの名前を、

水道屋を頼むとその彼と一緒にいつも仕事をしているビルダーの名前を、

そのビルダーが一緒に働いている建築家の名前を、

と芋づる式に色々なチーム(ビルダー&専門業者)を紹介されて、混乱しています。

建築家も彼の持っているビルダーがいますが特定ではなく、
そのビルダーが忙しいと折角図面があっても仕事は始まりません。
良い建築家はその仕事のサイズにあったビルダーを選んでくれます。

今まで図面を書いてくれた建築家は、私がニュージーランドに来て2日目に来てくれ、

「良い人に出会った。」と思いました。

でも、住み始めてからすぐに建築家をやとったのは失敗でした。

まず家にしばらく住んでみてどこをどういう風に、どのマテリアルを使って作るかというのが決まらないうちに建築家とお話して後で変更があると、とても高いやり直しになります。

建築家は色んな選択をせまってきます。その時にはっきりと答えられなかったので、高いお勉強代を払う事になってしまいました。その分しっかり勉強はできましたが。

建築家はコンセプト図面をつくる事で、料金をとります。時間制と%制と、選ぶ事ができますが、何十万ドルの作業でなければ時間制がいいのかもしれません。

大きい工事があると、エンジニアーも入り、この料金も加算されます。

コンセプト図面をかくまえに見積もりをもらえると良いのですがそうとは限りません。

今日来たビルダーは彼のお抱え建築家と一緒に来て、

「一人のビルダーを決めて、その人と色々な事を全部やってもらうのが効率的だし、安上がりにすむ。」とオランダ人の両親をもつ彼は合理的にそういいました。

「お抱えのビルダーがいる事によってちょっとした作業も直ぐやってくれる様になる。」

「ビルダーは「傘」だ。その下にお抱えの業者がいるから彼に全てを任せるのが一番。」

「一般の私達が決めれる事は、カーテンの色とか、電化製品をどれにするとかだよ」

何となくそうかなと思っていたが、やはりチームだったのかと納得します。

建築家が作る図面には、キッチンの色もアプライアンスも全て指定されます。
趣味があわなかったら説得するのに大変です。

実際の仕事はビルダーがします。

良い下請け業者を呼び寄せられるビルダー選択は最重要です。

ライセンスをもったビルダーは10年保証や直しもやってくれる、らしい。

ビルダー選びをしてその後はビルダー任せにしていくのが
ニュージーランドのやり方なのかもしれません。

日本やルクセンブルグだったら、屋根や、窓や、ペンキ屋は自分で頼んでしっかり仕事をしてくれ心配がありません。屋根やがもし直しが必要だったらちょっとした大工工事だってやってくれます。ルクセンブルグで二重窓を入れた時は、窓サッシを入れる前と後の工事も全部込みでした。

建築家が先だと思っていましたが、良いビルダーは一年先までスケジュールが一杯です。ビルダーが先なのかもしれません。

眺めを重視して決めた不動産。自分の好みにするには時間がかかります。



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