2014年6月30日月曜日

ベランダの屋根ーポリカーボネートかアクリルか

テラスの屋根にポリカーボネートかアクリルか?

光とりのために勿論ガラスが一番良いのかもしれませんが、アルミフレームを作りガラスをはると高価になります。

現在はポリカーボネートを使用していますが、透明でないのでアクリルはどうかと調べこちらの会社を建築家にききましたが、良くないとの事。それではどこが、何の素材が良いのか?

こちらには色々な会社が出回っていますが何を採用するかは自己責任なのか?建築家アドバイスが欲しい所ですが、彼のお返事を待つ間にも自分で調べています。

「アクリル板は、高温で変形し燃えやすい、という特徴を持つ可燃材なので、屋根には使用できないことになります。アクリル板と同じ透過性材料で、カーポートやベランダの屋根に用いられる材料として、ポリカーボネート板があります。熱可塑性樹脂の一種で、割れにくく燃えにくいという特徴を持っていますが、建設省告示1400号による不燃材料としては例示されていません。一方で、国土交通大臣の個別認定(認定番号DW-9054)を取得し、「不燃性の物品を保管する倉庫などの屋根」または「簡易な構造の建築物の屋根」に使用可能なポリカーボネート板が市場に出てきました。ただし、「不燃性の物品を保管する倉庫などの屋根」の解釈が定まっていないため、ベランダの屋根がこれに該当するかどうか、判断が難しいようです。」
と、日本の建築法ではアクリルは駄目との事。ポリカーボネートで調べると色々でてきました。問題のスペースは 6.160 x 4 M です。
1. Alsynite ハミルトンでパルメトンノースに支社があります。

便利なシート計算がついていたので、計算すると下記が必要になります。
Polycarbonate 8 sheets / 266 Fasteners Bayer Makrolon® polycarbonate resin
選ぶ色によって暖かさが違うそうです。クリアーだと0%、2段階目のオパック色は59%のヒートリダクション。その代わりに光は92%から56%しか通しません。光を通すのが目的、でも中が暑くなりすぎるのも問題。現在はオパック、窓をあけても蒸し暑いです。


3. AMPELITE まさにこんな感じ!なので連絡メールを打ちましたが。
家庭用には、PVC、ファイバーグラスCorri Glass, オークランド本社、パルメトンノースにある会社です。

we have something like this now!
他のメーカーもそうだけど、屋根のピッチは5度が最低条件みたいです。現在は3度、これを変える建築設計をお

願いしないといけません。高価なのか商業用に使われていると書いてありますが、他にファイバーグラスというのもあります

4. PSP Outdoor solutions  建築家に送ったリンク、他の会社とあまり変わらないが?

もっと調べればあるのかもしれません。素人なので、建築について色々調べるのにネット、特に日本のサイト(詳しい)、All about、Wikipedia、教えてサイトメーカーサイト、本当に役に立ちます。

「ポリカーボネイトは光劣化で弱かったのですが、紫外線吸収剤を入れたアクリル樹脂(PMMA)を表面に張り合わせることで、耐光性と耐衝撃性を持った材料になりました。以来、道路の透明防音パネルに使用されるほど優れた材料です」

日本のサイトは丁寧でわかりやすい!


AMPELITE information
PERMAGLAS STDPERMAGLAS XL
PRODUCT DESCRIPTION
Tough polyester surface film that prevents reinforcing fibers becoming exposed to the surface and a maximum transmission loss of 30% light over 5 years.
UV stabilized surface film with improved light transmission over a longer period of time, high resistance to yellowing, discoloration and surface erosion.
RECCOMENDED APPLICATIONS
Carport, Sheds, Garages and Farm Buildings.
Light Industrial buildings, workshops and warehouses
LIGHT TRANSMISSION WARRANTY
5 Years
10 Years
WATER TRANSMISSION WARRANTY
15 Years
20 Years

LIGHT & HEAT TRANSMISSION 1.1 mm
Colour
Light %
Heat %
Clear
80
78
Grey
33
58
Opal
60
58


2014年6月29日日曜日

LED省エネスポットライトと電化製品

これから新しくつけるとしたら電球はLEDです。省エネですが簡単に電球がかえられない所が不便かもしれません。25年は持つといわれていますが。



いくつかお風呂場用に購入しました。LED チップは熱に弱いので、電球がついた後ろの構造で熱をきちんと逃がす様になった物を選びます。みるとプラスチックもしくはアルミニウムでできたものの2種類があり,アルミのものを選びました。








欧州からもってきたルーンバの調子が悪いです。(また)ホコリが多くすぐブラシを掃除してくれと訴えます。ルーンバを掃除している時間の方が長いという悪循環が産まれています。やはりルーンバだけでは掃除機として機能しません。自分も動きますがミーレ君は良く働いてくれます。

ドイツからオーブンとレンジ類が届きました。
土曜日突然電話があり、頼んでおいたオーブン等の電化製品が届きました。100キロ近くあります。ドイツからきた電化製品だからというわけではありませんが,ボスと一緒にきた学生アルバイトはドイツ人でした。若造の彼はここで働いた後は1年間旅行をするそうです。という事で少額チップとお二人にケーキとお茶を振る舞いました。

これら電化製品とシンクを中心にデザイン構想をねっていますが、どこに頼むかはまだ決めていません。ニュージーランドで作ってもらうか、ドイツからの出来合い輸入キッチンシステムユニットを頼むか。どちらが効率的にもいいのか、基本的なキッチンデザインを自分で考えた後プライシングをしてもらい比較をしようと思っています。

平均的予算を聞いた所、一軒は電化製品を除き2万5千位、また別のキッチンスタジオでは最低4万はないとキッチンはできないといわれ大きな費用の違いに疑問があります。

御影石やマーブルを売っている石屋さんにベンチトップの値段を出してもらいましたが、石の値段は市場により違うそうです。設置(電気/配管工事)に関しては、3千位といわれましたが、電気やや水道屋さんを含まないのか解りません。来た人に聞いたら大体1−2日で組み立てる事ができますといっていました。

ウェリントンは国際的で、ドイツキッチンにはドイツ人、フレンチカフェにはフランス人、イタリア料理店にはイタリア人が働いていてリトルヨーロッパになっています。

フランスのカフェーではフランス人が働いています。

ウェリントンのフレンチカフェ、カップが素敵。




2014年6月26日木曜日

ニュージーランドの水道管事情ー(続き1) &「緑青=毒」は誤解でした。

どうしても水道管が気になり、行ってきました。高級水栓金具やさんと配管サプライヤーのミコ。配管工事サプライヤー何十年、というおじさんに聞くと、

「何でそんな事きくのかな、銅管と真鍮の金具が最高だね。日本の配管はステンレスなの?ひー、ニュージーランドは貧しい国だからね、ステンレスは高すぎてだめだねえ。あるのは一部の蛇口の下につかう柔軟なパイプくらいだよ。」

シンク下に使う柔軟なステンレス入りパイプ
と倉庫までみせてくれました。ステンレス鋼管はありませんでした。

銅でできた我が家のシャワ-配水管

ニュージーランドの配水管には、ステンレス製はごく僅かで一般的には合成プラスチック、それにくわえて銅管。銅管は高価でこちらでは最高級とされているそうです。

銅管にステンレス素材を合わせると弱い方の金属に穴があくという「電飾」がおこるそうです。間にPVC等をはさみ絶縁をさせれば大丈夫です。

以上の理由で売られている水栓金具にはステンレスはほとんどなく、真鍮にクローム加工かプラスチックにクローム加工が主です。高額な水栓金具を置いているお店の人も「真鍮ブラスにクロームが最高」とのこと。見えない所の部品も真鍮です。

外見はクローム仕上げでも中は真鍮。ドイツ製


日本だったらステンレス製品を探しますが、こちらでは真鍮がいいのかもしれません。これはヨーロッパでもそうみたいです。ビルロイの物はステンレスもありましたが他のドイツ製は真鍮でした。

「郷に行ったら郷に従え」です。真鍮を選びました。

古いシャワー部品、錆びて青錆(緑青)がでています。「恐ろしい毒」だと思っていましたが、ウィキをみると毒性は他の金属と一緒とのこと。他でも緑青の毒性については誤解だったとの明記があります。

日本の厚生省も間違いをみとめ、反対に殺菌性があり良いといっています。(驚!)




見に行った水栓金具の良い物は全て真鍮でした。ステンレスはありませんでした。
Brass真鍮にクローム加工

気になったのでステンレス製品についても考えてみました。

13クロム = クロム13%を鋼にまぜたもの。クロムが多い程錆びにくい。
18−8=18%クロムと8%のニッケルを混ぜたもの。クロム皮膜で酸化腐敗を防ぐ。
18−10/12=クロム18%に10%か12%のニッケルを混ぜて出来てます。
20−20=クロムもニッケルも20%添加。ほとんど錆びません。

ステンレスの品質が良ければ良い程固くなり加工が難しくなります。一般に使われているステンレスは18/8か10。絶対に錆びないという訳ではありません。銅鋼管との相性も今ひとつです。ステンレスが固いのでね

五円硬貨。銅60-70%、亜鉛40-30%の黄銅製。真鍮。

高級水栓金具はブラス(真鍮)にクローム加工されたものでした。5円玉に使われている真鍮です。真鍮は銅に20%以上の亜鉛が含まれたもので銅が赤いのにたいして黄銅とよばれています。

大体がクローム加工され光っています。外見が素晴しくても中身がメタルかプラスチックでクローム加工をしたものだったり、たたくと音が違い耐久性が問われます。

値段がピンからキリまでの水栓金具、何が良質なのかわかりませんでしたが、見えない所を気にしないといけないのでした。

無垢の真鍮にクローム加工、最高級品とされてました。





ニュージーランドの水道管ー水栓器具選びも日本の常識と違います

水道管について

日本と比べてどうなのでしょう?ネットで調べると、

「現在日本の給水管はステンレス鋼管、硬質塩化ビニル管、硬質塩化ビニルライニング鋼管、ポリエチレン粉体ライニング鋼管等が主流です。ちなみに硬質塩ビ管は人が乗るどころか、乗用車が載っても割れません。鉛製給水管は「給水装置の構造及び材質の基準に関する省令の一部を改正する省令」による水質基準を満たさなくなる事も起こるため普通は採用しません。逆に鉛管の方が体に悪いです。」

「現在は給水管に使われる管種は、塩ビかポリエチレン管が普通です。施工性と経済性に優れているのがその理由です。鋼管はフレキシビリティが無いので、地盤の変動に対する追従性が乏しく、地震などに弱いという欠点があります。塩ビ管は管自体に弾性があり、継ぎ手部分も可とう性があるので、比較的地震には強いです。ただ、管の強度はそれほど高くないので、現在は小口径の給水管ぐらいにしか用いません」


「日本では、昭和56年に奈良県の「水落遺跡」から、紀元660年頃のものとされる天智天皇が使用した水時計が発掘され、この中の配管に銅管が使用されていました。各地の遺跡から発掘される銅鐸、銅鉾、銅鏡、銅剣などは、永い時を経過した現代でも昔の姿そのままを我々に示してくれます。銅の耐久性、耐食性が優れている正にその証といえるでしょう。」

うむむ、銅の耐久性の優位性はわかりました。でも銅は体内に危険を置かす事もある。

ニュージーランドではやはりステンレス鋼管がつかわれていないのでしょうか?だからブラスのものが最高級とされるのか?ステンレスと銅鉱管は腐食に弱いのかしら?解らなくなってきました。確かにステンレスはとても高価、一般の家庭に日本でも使われるのは少ないとの事。

塩ビは紫外線に弱い、熱に弱い、その辺はどうなのでしょうか?

日本の水道管常識は海外とはどうも違っています。塩ビ管は銅からの錆による危険性はないものの、耐久性は銅の方が抜群。100年以上の家も欧州では当たり前、耐久性が劣る塩ビ管をつかうのは20−30年位で家の建て直しを考える日本の家文化の違いでしょう。

海外では、というかニュージーランドでの銅鉱管の比率。




もう一つ銅鉱管を使うメリットは大腸菌?ニュージーランドの汚水処理、ゴミ処理の仕方には疑問ありです。この辺はまだ詳しく調べていません。現在キッチンに使われている便利なディスポーザー、本当に何も影響がないはずはないと思っています。今後このディスポーザーをやめようと思っています。(すみません、横道にそれました)



水栓金具について考えていたらこんなに長くなってしまいました。
水道管屋さん、あらためて尊敬。

2014年6月25日水曜日

キッチン用ハンドシャワー 吊り式か収納式か? スタイルよりも中身が肝心な水栓金具

ハンドシャワーが別についているパターン
すっきり無垢の真鍮クローム



ショールームで目立つシャワー蛇口
このタイプは背が高い人向け?





タッチセンサで水がでる蛇口、日本では出ていますがこちらでは見かけません


台所のシンクにつける蛇口を考えています。

スタイルも重要ですが、水道管がどういう素材で出来ているか、水圧や配管ルートを知るのも大切です。水栓金具にはステンレスブラス(黄銅;銅と亜鉛)、クロームメッキメタル,と色々あります。使う水栓類もしっかりした物を選び錆や腐食がでないようにします。資料によるとニュージーランドでは以下の素材が水道管に使用されています。


ニュージーランドのお湯の配水管には銅(copper) が使用されています。理由は腐食の影響がすくないからだそうです。ただし銅を飲み水用の水管に使うのは考えものです。銅を50mg/体重1kg以上の量をとると生命が危険にさらされます。

その為、ニュージーランドでは飲み水の使用法に次の事項が斉唱されています。

●6時間以上使われていなかった水を飲む時は、2−3分は水を流して冷たくなるまで待つ
●蛇口をお料理や飲み水を使う前に必ずゆすいで赤水が出ないかを確認。
●蛇口からでるお湯をお料理や飲み水には使わない、水からお湯をわかして使う事。
●赤い水がでてきたら飲み水やお料理にはつかわず、洗い物や植物にだけ使う。
 
以上、錆のでない水栓を選び自己責任で安全な水を飲みましょう、という事です。最近のドイツ製の水栓は90度−100度のお湯が水栓から直接でてお茶が飲めるものもありますが、配管システムが違うのでこちらで使うのはどういうものなのでしょうか?ショールームにはグロエのものが置いてありましたが。

Polybutylene
70年代にポリブティレンが発売され人気を博しました。しかしダックスパイプと呼ばれるこの黒いパイプは耐久性にかけ30年程すると破裂をして水漏れを起こします。その当時はわかりませんでしたが、今この黒いパイプが家に使われていたら、その部分を交換する必要があります。

uPVC + cPVC
そこでuPVC(プラスチック)が登場し、安価でよく使われますがこれは60度までの温度を使う場合は良いがそれ以上の熱いお湯には適しません。排水には、90度までのお湯に耐久性のあるCPVC (Chlorinated Polyvinyl Chloride) を使う事もできます。

Polyethylene (PE or HDPE)
60年代から登場したポリエチレン素材。丈夫ですが、お湯には適せず水のみの使用です。

Polypropylene (PP)

腐食に強く軽い、3種類のポリプロピレンがあるそうです。

Cross-linked polyethylene (PEX)

3種類のポリエチレンを混ぜて作った強度素材。お湯にもつかえますが、紫外線には弱いので太陽の当たる場所では使用は勧められていません。

ふと、欧州で使われているセントラルヒーティング機材のパイプは確か銅でお湯が回ります。こちらではそれに似たものもありますが、ガスを使ったセントラルヒーティングもあります。ニュージーランドのセントラルヒーティングの歴史は浅いので、使われているダクトの耐久性などが心配です。

家庭の水は大体メインですが、

雨水利用はどうなのでしょう?

ベルギーのブリュッセルに住む友人が自宅に雨水浄水する装置をつけました。

庭に埋めた貯水タンクからポンプで水を吸い上げます。その後,したの三つのバルブで浄水が。

浄水するパイプです。泥を透明に近づけます。



















ウェリントンは雨が多いものの、ニュージーランドで雨水利用は全体の10%にものぼらないそうです。雨水貯水タンクを自宅に設置しようとすると建築許可が必要となり、メインの配水管と混じらない設計が必要になります。洗濯機に雨水をいれるタンク付きマシン(ミーレ)を欧州で見かけましたがまだこちらにはそういう洗濯機は無さそうです。雨水を貯水して利用するにはその為のポンプとそれ専用の洗濯機も必要になりますので、機械が追いついていないので雨水利用も発達しないのかもしれません。大体水道料金も欧州より安いです。

スパ設置もそうですが、いちいち高額な費用がかかる建築許可を必要とするのではモチベーションが半減します。それではステンレスがいいのか?以下、日本のサイトで、蛇口の素材の例としてステンレスの事がかかれていたので、コピペしました。ステンレス製品が良さそうですが、銅パイプとの相性や錆について記されています。

ステンレスは鉄にクロムあるいはクロムとニッケルを加えたものであり、主成分は鉄ですから、サビにくいのですがサビないわけではありません。 鉄にクロムが入ると、表面に極めて薄いクロムの膜(不動態化皮膜)がはられ、この膜によって内部の金属が腐食されるのを防ぐためサビにくくなります。表面にクロムの膜がつくられるためには、鉄に含まれるクロムの量が最低12%必要で、クロムの量が多いほど膜が創られやすくなり、腐食しにくい安定したものとなります。ニッケルはこの膜がさらにつくられやすくする働きをします。したがってクロムとニッケルの量が多いほどサビにくくなります。身近で使われているステンレス製品の多くは、いわゆる18-8ステンレスといわれるもので、鉄にクロムが18%、ニッケルが8%加えられた金属のことで、耐食性、靱性、加工性、溶接性などに優れており、ステンレスの中心的な存在です。
しかし、前述したようにサビないわけではありません。サビやすい鉄類(包丁、フライパン、缶切り、缶、金属たわしなど)を長くおいておくと、それらの赤サビが付着し(もらいサビ)、表面の膜が壊れてしまい、やがては内部まで赤サビが進行してしまいます。
食塩、味噌、しょう油など塩分を含む調味料などを数時間放置するのも、もらいサビの原因となります。水栓金具の吐水口のストレーナーに、水道水に含まれる鉄粉が付着している場合にももらいサビの原因となることがあります。定期的にストレーナーをはずし、汚れを取り除きましょう。
ステンレスのサビは取り除く
ステンレスの表面に赤サビが付着した場合には、内部にまで進行しないよう、なるべく早く取り除きましょう。表面に付着しただけのサビなら、サビを取った後の部分にはまたすぐに新しい膜ができ、表面を保護します。




シャワーが引き出せる構造、隅々まで綺麗に洗えそうで便利そう。



異種金属は接触し合うと、腐食をおこします。屋根の素材にアルミニウムをつかったら他のメタルは使えません。漏洩、腐食から錆がでます。安かろう悪かろうの水栓金具は、クロームメッキ、中が只のメタル(鉄)の可能性があります。その辺を注意しないと、腐食、錆がでてしまいます。錆は水中でお湯側のパイプにも伝わります。

ちなみに2種類の金属間の化学作用(電池作用での腐食コロージョン)と流速と気泡等が作用する物理作用(物理作用で腐食劣化エロージョン)に気をつけないといけません。

パイプの間にPVC等を間にはさみ、「絶縁」する方法もありますが、最高の処理という訳ではありません。水栓金具には中身も良いクオリティーのものを選びたいです。

数年は良くても、長年つかっていて青錆が出ている様ですと、材質は銅合金かと思われます。表面がピカピカに光っている水道の蛇口やトイレの配管は、主に材質が真鍮、表面にクロームメッキが施されているそうです。



2014年6月21日土曜日

浴槽の大きさ、重さを考えるー2階にお風呂場がある場合は必須



バスルームを総タイル張りにすると、タイルの重さ一枚7キロ、総タイル張りにすると、800キロ−1000キロにもなります。厚さは7−8ミリ、普通のアクアボードではなくヴィラボード9ミリ(壁)6ミリ(床)を使います。

浴槽も重さがあるので、柱の構造を考えながら決めます。水管工事もこの柱に穴をあけても良いのかどうか等を考えながら浴槽を決めます。

デザイン的にはフリースタンディングに決めたつもりでしたが、最近パリに長年住む友人の「海の家のお風呂改装写真」をみて、「窓際ドロップインで周りをタイル張り」もありかな?と考えました。

シンプルなカララ大理石タイルにエマウス(=廃品屋さん)でみつけたエナメル塗りスチール浴槽(30€!お買い得で長持ち)の組み合わせ。シャワーもタイル張り、高級感のあるタイルと伝統的なスチールエナメルの浴槽,お洒落なパリ人らしいエスプリがきいています。

毎週末、海の家までパリから出向き、工事現場監督をしていたそうです。が、途中で日本人の細かさに辟易して逃げてしまった職人さんがいたそうです。頭領大工さんが「短期間やとった職人さんだったから」と、言い訳をしたそうですが、どこでも職人さんに気持ちよくお仕事をしてもらうのは大変です。

彼女曰く、壁と床のタイル線があっていない!と怒ったそうですが、日本人だったら当たり前。彼女のタイルは小さめだったので職人さんも大変だったと思います。



さて浴槽素材ですが、「石」が気になっています。

石浴槽素材には、本物の大理石と大理石の粉を混ぜて作った人工大理石、大理石ではないライムストーンとアクリルを混ぜた石バス、大理石バスにエナメルを塗ったもの
プランビン社大理石エナメル塗り11999ドル定価
プランビン社エッグ定価3999ドル152キロ429L

スパシオカサペルラ定価4950ドル150キロ
V&B社 定価8499ドル
コリアン(デュポン社)Sistemi (Plumbline社=ウェリントン本社)素材など完全に人工で作られた物があります。プランビン社とIbathz 社(=オークランド本社、コンテナ予約売買のため割安)の石素材には、ライムストーン50%を元にした石粉が使われています。スパシオカサの石バス素材は、デュポン社のコリアンと類似しているとの事で高品質アクリルが多く混ざっているとの事。こういう人工石バス、デザインはイタリアでも主に中国で製造されています。V&B社はクオーツ60%をつかった独自のクエイルを使っています。素材は同じ人工石でもルクセンブルグから来るので値段が高いのでしょう。
iバス、定価2,195ドル、重さ111−149キロ

ドロップインにするとしたら、スチールエナメル塗り(ポーセリン)が長持ちしていいと思います。最近はアクリルも良い素材があり、何重コートで長持ちするらしいです。ニュージーランドでは、Caroma とKohler、スパシオカサ(エナメルコート入り)のアクリル素材が定評があるそうです。ドロップインは色々なサイズがあり、パイピングも融通がきき、周りをタイル張りしたらすっきり綺麗な浴室になります。
クリアライト社リビエラスチールエナメル(イタリア製)360ドル位



我が家の場合、設置するとしたら窓際です。ただ窓幅が150センチ、高さが45センチしかなく、小さくて浅い(高さ38センチ)バスタブになってしまいます。1500だと140リットルのお湯、直ぐたまり日本人には向いていますが、大柄のフランス人には小さすぎます。もう一つ、バスタブ自体軽くても窓の下は支柱がないので家の構造上、余り宜しくありません。

石バスの重量を比較すると、(純大理石は一トン=除外)
プロンビン社:152キロ、429リットル容量、1700(L) x 840(D) x 550 (H)
スパシオ:150キロ、394キロ総重量、1800(L) x 820(D) x 520(H)
Iバス社:149キロ、総重量情報なし。1800(L) x 920(D) x520(H) (111キロオプション有)
V&B社:重さ表示なし、1900(L) x 900(D) x 850(D)

スパシオカサのお風呂は150キロ、お湯を入れた状態だと394キロだそうなので、244リットルより少し多いと考えてみます。プロビン社の429リットルcapacityとあるので、多分お湯と人を合わせた総リットル数?何かの間違い表示でしょう。大きすぎです。

比べると、スチールバスより100リットルのお湯の違いで体を包む「湯」暖かさも違います。お風呂は大きすぎてもお湯のたまる時間がかかりすぎ、上と下のお湯加減がむずかしく、小さすぎてもいただけません。

我が家の狭いお風呂場にフリースタンディングはちょっと大きすぎるかもしれません。ただ、今までは壁側に浴槽があり外の眺めが見えませんでした。今回の模様替えは「浴槽につかって海が見える事」が目的なので小さい浴槽を窓際におくか、フリースタンディングが窓の高さを気にせずに配置できるので良い選択肢です。ただフリースタンディングは周りのお掃除が大変そうです。特に死角になる窓の近くは、どういう風にお掃除するかも課題です。

今後水管工事やさん、柱のささえの問題をエンジニアなど専門家に計算してもらい、バスタブ購入に向けて思考を練っていきます。

2014年6月15日日曜日

お風呂場に必要な物購入 


お風呂場に必要なもの、

シャワーシステム、最近はレインシャワーヘッドとハンドシャワーが別々に購入することもできますがお店の人が、レールがあったほうが、背の高さの違いがあるカップルには便利です、といわれクラッシックな形のものになりました。

サーモスタットが付いたパリの家で使っているのと同じ形です。
Grohe shower system

ニュージーランドの水圧は地域によりメインとロー(低圧)に分かれます。温水タンクからお湯がでるのは低圧、瞬間湯沸かし器でお湯がでるのはメインです。瞬間湯沸かし器は、Bosch か Rinnaiのガス湯沸かし器が主流です。お湯の温度調整はここでできます。

またシャワーシステムにサーモスタットがついていると、数箇所で水を同時に使っていても水圧と温度が一定になり突然高温のお湯でやけどをするという危険はなくなります。低圧でも、大家族でもありませんが、サーモスタット付きにしました。

バニティーは現在のものを再利用して、黒い御影石と壁から出る蛇口を購入予定です。

Grohe Ondus basin mixer

後はバスタブ素材をどうするか?そう簡単に変更できませんので慎重に選ぶ必要があります。

100年の歴史を感じさせる猫足付きのドールトンバスはカーストアイロン。トレードミーで取引されていますが、お湯がさめるのが早そうだし200キロあるので却下。


丈夫で長持ち、でもお湯は早くさめてしまう?
現在家についていたバスタブは、相当年数がたっていますが、全くいたんでいません。

同じメタル素材でも周りに断熱材がありました。

裏にOliveri Crystal Creek とあります。シンクステンレスメーカー大手オリベリ(オーストラリア)が作ったバスタブです。表面は絨毯に合わせたピンク色!

お風呂素材にはアクリル(プラスチック)、木、人工大理石、ホーロー、ステンレス等があります。アクリルは安価な半面,汚れが付きやすいという欠点があります。そのアクリル素材にもグレードがあり、上掛けを2−3コート何重にも塗ってもちを長くしている素材もあります。ニュージーランドではKohler とCaromaが昔からあるブランドで定評があります。人工大理石は、まだ歴史が浅いので、どのメーカーが良いのかわかりませんが、実際に石の%を教えてくれる所が信用できます。本物の大理石だったら、古き良きローマ時代から使われていてそれは長持ちするでしょう。ただ本物は重さも値段も半端ではありません。

気をつけなければいけないのは、水道工事のやり易さです。2階にあるバスルーム、下階の天井からのアクセスできるかどうか、作業前の打ち合わせが大切です。石のバスタブは125−160キロ、先日来たタイルやさんは800キロの本物の大理石バスを設置してとても大変だったとの事。石素材に魅力を感じますが、設置できないと困ります。

日本の木のお風呂が一番良いのかもしれませんが、残念ながら輸入コストとメンテナンスを考えると現実的ではありません。檜風呂は10年程もすると入れ替えが必要、アクリルもそうかもしれません。安価なものを10年ごとに替えるか、長持ちするけれど高価なお風呂を入れるか,予算内に抑えるのは至難の業です。
ibathz新しいコンセプトの軽めの人工大理石。114キロ

Perla Spazio Casa 恰好は良いけれど、浅めで150キロお湯を入れると400キロ近くに。


2014年6月10日火曜日

タイル屋さんとの打ち合わせ


お風呂場の壁にタイルを貼るためにタイル屋さんに壁を計りにきてもらいました。お風呂場で一番重要な業者さんは、水道屋さんとタイル業者さんです。

2軒のタイル屋さんとビルダー仲間の間で評判が良さそうなタイル業者さん2人に見積もりを頂き少し高めでもタイル目じりに粉でなくポリウレタン的な透明な液(日本の場合と一緒で防水加工がしっかりしている)人にお願いする事にしました。ウェリントンでは彼だけがこの方法でやっており、この界隈での売れっ子です。

バスルームエリア防水と水はけ用の床勾配と床下煖房をしく作業を担当してもらいます。

広いのでそこをタイル全面ばりにするか、タイル2枚(120センチの高さ)にするか迷いましたが,全面を考えています。タイル敷きは床より壁タイルの方が労力がかかるようで、その分労賃も高め。

下地にはる壁板も種類があり、普通の防水板(aqua gib)でなく、Villaboard 9mm, 床にはVillaboard 6mmを勧められました。タイルの重量があるのでしっかりした基盤を使う方が長持ちします。


壁半面のみのタイルだと

以前はカーペット、ペンキ、木とバスルームとは思えない感じ


バスルームにつづいているトイレ空間が広くなります。

現在の左側の空間、ビデはとります、そうすると120センチ幅の右側があき広くなります。



















こちらにバニティーを動かしてもよいのですが、バスタブが見える位置にトイレがあるのに少し違和感を感じるのは、日本人だからでしょうか?現在の配置だとこのトイレ空間は右奥に隠れています。

この左空間がバスルームから続いているトイレ部分、右の部分はゲスト用トイレがあり別のドアからのアクセスでした。これだけでも一部屋分がありあそうな広さで、二つもトイレがいらないのでは?ということで右部分(別アクセス)をパントリーにする予定。
タイル業者いわく右側に戸棚をとりつけるのであれば壁にタイルは貼らなくてもいいのでは?とのご意見も。

しかしまだどういう棚を設置するか決めていません。イタリア製のタイルは在庫がきれると4ヶ月は来ないとの事で、全面分のタイルをオーダーする事に。タイル屋さんもお願いする時は大体15%破損やコーナーを考えて多めに頼むのが普通だという事です。

タイル業者とタイルのみで大体150万円位の予算予定、この他、破壊に1日、ボード貼りに2日、水道屋さん、電気屋さんのコストが加わります。木の窓は別予算です。バスルームで重要な部分を占めるタイル業者さんとの事前打ち合わせは慎重に念入りに致しました。

ニュージーランドでタイル張りのシャワー、特にウオークインとよばれる段差のないバスルームにする場合は、建築許可が必要です。そのため、建築家が図面を書き申請がひつようになるので建築許可認可まで大体2ヶ月かかります。実際の作業は2ヶ月後です。

お願いしたタイル、グレーは床と一部の壁。白は光の入らない側とお風呂側の壁に貼る予定。