Monday 1 June 2015

パンカルチャーなニュージーランド、美味しさはどこから?

日本食にはご飯。ですが、こちらはパン。

フランス人のパンへのこだわりようは半端ではありません。

東京に住んでいた時には、結構美味しいフランスパンが手軽にはいり、中にはパリのださいパン屋さんよりおいしいと言っていた主人。

ニュージーランド、ウェリントンで美味しいといわれるパン屋さんは今までに2軒のみ。
クロワッサンを入れると3軒。

フレンチカンカンのクロワッサン、
ムーアウィルソンその近くで売っているACMEのパン
イタリア食材やさん、メルカトの田舎ブレッド

大体フランスパン3ドルから4ドル、田舎ブレッド11ドルから。
美味しいチーズがあると一日でなくなるのは普通です。

近くのスーパーで売っているクロワッサンにはさらにオリーブバターをつけて食べる主人、コレステロール高そうと注意しても味がない、とやめられないそうです。

そう町中のパン屋さんに買いにいく暇もなく、登場したのが、パン焼き機。

ジャジャーンなテファル(フレンチ)のパン焼き機。
炊飯器より大きくてとてもうるさいので、寝室より一番遠い所に置く事が大切。
ルクセンブルグにいた時は、オーベルワイズの美味しーいパンが手軽に買えたので、
パンを自分で作ろうと思いもしませんでしたが、ご飯を炊くのと一緒のように、こちらでは主食のパンは自分で焼く人が結構多い様です。既成のパンはまずい、美味しいパンはスーパーのパンと比べて高価です。それなら自分でという方が多いのか、パリのデパートでも売っていなかったパン焼き機も普通にうっています。

同じくフランス人ご主人の奥様は美味しいパンをマスターされていて、イーストまで自家発酵させてプロ顔負け。

ニュージーランドのスーパーには既成の味気ないパンコーナーよりも、色んな小麦粉(ハイグレードから普通)、出来上がりのパン粉、ライ麦、大麦粉、ドライイースト、等種類が沢山。

先日お招きを受けたお家でもパン焼き機でできたてのパンにサーモンという、シンプルリッチなおもてなしでした。

パン焼き機の焼きあがりはオーブンとちがっていつも同じ形で、水が多いと失敗も多々。

ついてくるレシピ通りだけでなく色々試していますが、主人はまだ満足しないようで、パンを買ってきます、パンを買いにいけない時は、私の失敗パンを横目でみながら、シリアルを食べています。

主な失敗は、ぶどうパンやふすまパンとか混ぜご飯感覚、イーストと水の量関係でしっとりしすぎ。

主人いわく「レシピ通りの田舎パンを作るだけでいい」とのこと。

イギリス人と違ってフランス人は複雑な香りのマリアージュやクスミ等のフレーバーなお茶は好きですが、パンに関しては、至って田舎パンかシンプルフランスパンかバターなクロワッサン、とシンプルさにこだわりがあります。

こちらに住むパン好きは「自分でパンを焼く」という新しい技術が必要です。

勿論日本人には、日本食レストランに沢山は期待できないので、お料理好きの友人同士でお持ちよりホームパーティーが人気です。中にはキュウリのシソ漬けやお味噌も手作りという方もいます。こちらに来てからお料理をするようになったのか、それとも昔から?とにかくお料理上手の友人に感謝いたします。

手作りお料理ポットラックなホームパーティーで美味しい時間
友人の作るケーキはプロ顔負け






2 comments:

  1. わかります!! NZでおいしいパン屋さんにまだ出会たことがありません。
    ウエリントンやオークランドにはあるのでしょうが、ハミルトンには全く期待できませんし(^^;
    友人がハームベーカリーは日本製が性能がいいので、持って行ったほうがいいと言っていました。
    気温やお天気にも左右されるパン焼きは、ケーキ作りより手ごわいですよねぇ
    小麦粉も日本のとグルテン量が違ったりして、なかなか思うように行かないと聞きました。
    美味しいレシピが完成したら、教えてくださいね(笑)

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  2. 日本製のホームベーカリーいいのですね、何でも便利グッズはコンテナーで持って来た方が正解かもしれません。ニュージーランドには美味しい野菜や果物はありますが、主人の好きな美味しいソーセージとサラミはありません。この次はサラミ作りに挑戦?!といってもまだキッチンがないので。。。

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