Friday 3 July 2015

セントラルヒーティングの難点?ー「煖房を考える」5

ダイキン業者にセントラルヒーティングの見積もりをとりにきてもらいました。

温風で送るセントラルヒーティング、電気(ダイキン)とガス(Brivis, Braemar, Bonair) があります。理論はほとんど一緒で、一番低い、寒い空気のある場所に吸収管を設置して寒い空気を引き上げ、それを温風に機械で替えてダクトから通すというもの。

設置の大変さは、家の管を通すので、レノベーションのときにやり易いとのことで現在調査中。

ダイキン業者いわく、出来ない事もないけれど下の階にダクトを通すには幅がなさそう。と弱気で、個別のヒートパンプをお勧めされてしまいました。設置費用がかかるのはわかっていますが、上の階だけで下の階を温められないのであるとセントラルヒーティングの意味がありません。

以前のオーナーは2009年に暖房器具を新しくしました。各寝室にヒートパンプとガス煖房が合計4つついています。費用も考えると相当だったと思います。セントラルヒーティングにしたほうがよかったのかもしれないけれど、しなかったのは難しいと業者にいわれ簡単な方法を勧められたのかもしれません。(今の私みたいに?)

後で、一緒にいたビルダー一言「(この業者)難しい仕事はしたくないのかなあ。」

先日、他のメンテナンス業者が来た時にヒーとパンプ式温風セントラルヒーティングの見積もりをお願いしましたが返事はありません。

温風のセントラルヒーティング、電気は人気がなくガスの方が多そうです。

ガスだとラジエーター温水方式のセントラルヒーティングもあります。
欧州で使っていたのと一緒です。確かにフル稼働すると温かいのですが、私的にはデメリットがいくつかあります。

一番の問題は、
  • 場所を選ぶ、見た目が悪い。通常窓下についているので、ロングカーテンをひいたりすると効率が悪くなるので冬はロングカーテンを窓部分だけするというちょっとした工夫が必要。勿論壁にする事も出来ますが、そうすると家具もおけません。
  • ラジエーターは欧州では一番安い方法なのかもしれませんが、こちらでは簡単でもお高い設置費がかかるでしょう。大体ボッシュの機械は2−3000ドルですが銅管が高いのでその費用と時間がかかるでしょう。
みんな悩むカーテンとラジエーター(こんなラジエーターみたことない)
場所をとるラジエーターむむ。
邪魔で古くさいラジエーターはおきたくない、同じ悩みはみんな思っている様で、床のスカーティングに温水をながすこんなのがイギリスで発売されています。取り付けも見た目もスマートだから案外ニュージーランドにもあるかもしれませんね。

ラジエーター温水式、もう一つのマイナスは、速暖性ではないこと。
  • 温風の様に直ぐは温まらない。冬中けせない、消しても良いがまた温め直すと時間がかかる。ーコスト高。メンテナンス(ラジエーターの水を一年一回水抜きします、もとの機械もメンテします。)でもこれは多分温風でも一緒?

勿論メリットも沢山あります。床下煖房とパネルヒーターの事についてこんな事が言われている記事を発見。

「輻射熱は自然な暖かさで健康にも良いと言えます。その多くはホコリを巻き上げず、低温でも暖かく感じるというメリットがあります。晴れた日、太陽に当たると暖かく、木陰は涼しい・・・は太陽の輻射熱の影響もあります。床暖房は床からの輻射熱により、足の裏が暖かいものに接触しているため体感的に暖かいです。デメリットとしてパネルヒーターは立ち上がりが遅く、間欠(個別)暖房には向きません。床暖房は暖かいからと言ってその上で長時間過ごしたり、寝てしまうと脱水症状を起こしたという例も聞きます。」

輻射熱か、すぐ「対流式」か?

セントラルヒーティング、ガスも調査中です。

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